50代からの生き方ガイド

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和服を着こなそう

「年齢だから・・・」と和服を着るのをあきらめていませんか?
和服を着るのに年齢は関係ありません。

むしろ中高年、シニア世代になった今だからこそ伝統的な日本の和服が似合うと言えます。
日々のファッションに、気軽に和服を取り入れてみましょう。

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中高年・シニア世代と和服

その人の本当の魅力は年齢を重ね、自立した個性をかもし出す事により、自然に表れます。
そしてその個性を際立たせてくれるのが、和服です。

和服は色柄の選び方から、着こなし方、立ち居振る舞いにいたるまで、全てに個性が発揮されるからです。また、その個性も表面だけのものではなく、内面からの美しさが表れてくるのです。

昨今では、伝統的な「和」のすばらしさが見直され、小物や洋服にまで、「和柄」が取り入れられていますが、本物の和服にチャレンジしてみるのもいいですね。

特に50代以上の中高年世代、シニア世代は誰しも年齢を重ねた魅力を持っていますから、和服を着こなす事によってより自分を輝かせる事ができます。

着物には、反物から加工する「仕立て着物」と、すでに仕立て上がっている「プレタ着物」とがあります。50代以上の年代で初めて着物に挑戦する方には、気軽に着られる「プレタ着物」がおすすめです。

50代からの女性に似合う和服は?

50代からの女性に似合う和服の種類には次のようなものがあります。

●付け下げ
訪問着に比べ、模様は少なく多少地味に作られていますが、落ち着いた大人の雰囲気があり、ちょっとしたお出かけや集まりなどに、気軽に着て行けます。

●色無地
一つ紋または三つ紋がついている場合は改まった席でも着られます。帯を変えるだけで慶弔どちらでも着る事ができるので冠婚葬祭の機会の多い中高年世代、シニア世代には是非、揃えておきたい和服です。

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●小紋
着物全体に細かい模様が繰り返しついている和服です。 上品で飽きがこないので、中高年世代、シニア世代にぴったりの和服と言えます。また、伝統的な渋い色調の江戸小紋などもあります。

●黒留袖
既婚女性の礼装用の着物です。黒地に五つ紋が入り、裾の部分に模様が入っています。

●色留袖
既婚女性の礼装用の着物です。紋の数は用途によって使い分けます。裾の部分に模様があります。

●訪問着
既婚女性、未婚女性どちらでも着用できる礼装用の着物です。 肩や胸、袖から裾まで文様が絵羽付けされています。

●浴衣
木綿や麻が素材の夏の普段着です。年齢を問わず、気軽に着る事ができます。

50代からの男性に似合う和服は?

50代からの男性に似合う和服には、紋付、色無地、お召、羽二重、仙台平、浴衣、などがあります。

また元来は僧侶の作業着であったものが、最近は日常的に気軽に着られる部屋着になったものとして作務衣(さむえ)や夏の湯上がりに着る和服として甚兵衛などもあります。

男性の正装として和服を着用する場合、長着、羽織、および袴でコーディネートするのが一般的ですが、昨今では、それらがすべてセットになっているものも販売されていますので、和服がますます身近なものになってきています。

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和服の着こなしのポイント

和服を着こなす場合、一番重要なポイントとなるのは、帯の選び方です。
着物の柄や色に合わせて帯を選びます。

着物全体の色合いが濃い色なら帯は淡い色のものを選び、逆に着物が淡い色なら帯は濃い色のものを選びます。

また、着物全体に柄がついている場合は帯は柄のないものを選び、逆に無地の着物ならば、帯は絵柄のついた華やかなものを選びます。

着物と帯が決まったら次に半衿、帯揚げ、帯締めなどの色を合わせてみて決めます。

和服の上に羽織るものは、色無地の紋付羽織に限らず、コートやショールなども合います。最近では総レースのコートや雨から大切な着物を守る防水加工の和服用コートなども販売されています。

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普段着としての和服・洗える着物

日常的に気軽に着られる普段着としての和服を、以前は「実用呉服」と言っていました。

この実用呉服には、「丈夫で長持ちし、手入れが簡単であり、安く手に入る」というイメージがあります。日本古来の和服が見直されている今、50代以上の中高年世代、団塊世代、シニア世代には是非この実用呉服にも挑戦して毎日の生活を楽しんで欲しいところです。

手入れが簡単で普段着として着られる着物として最近は「洗える着物」が注目を浴びています。
洗える着物には次のようなものがあります。

●木綿の着物
肌触りが良く、家庭で何度でも洗濯ができる着物として木綿の着物があります。この木綿の着物は単衣仕立てで通気性にも優れており、春、夏、秋とスリーシーズン着る事ができます。帯の合わせ方でカジュアルにもちょっとしたお出かけ用にもコーディネートできます。

●ウールの着物
家庭で洗える着物として、ウールの着物があります。このウールの着物は感触が良く、暖かくてシワになりにくいという特徴があります。もう少し上質な素材として、ウールに絹や化繊が入ったシルクウールというものもあります。

●デニムの着物
最近、注目されているのが、普段着としてのデニムの着物です。デニムはジーンズの素材として知られていますが、このデニムで作られた着物は動きやすく、汚れても家庭で気軽に洗えるという特徴があります。
特に大人の女性の凛とした雰囲気をかもすブラックデニムの着物が人気を集めています。ブラックデニムの着物には、淡い色のへこ帯が合わせやすいでしょう。

●和服はどうしても敷居が高いという方には、
甚平や作務衣などがおすすめ!
肩のこらない部屋着として、またパジャマとして着ることもできます。
おすすめショップ ⇒ 伝統和服の作務衣

 


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