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FX(外国為替保証金取引)とは?

FX(外国為替保証金取引)は、小さな資金で大きな取引が可能なため人気がありますが、メリットがある反面、いくつかのリスクもある事を知っておく必要があります。

FX(外国為替保証金取引)とは?

FX(外国為替保証金取引)とは「Foreign Exchange」を略したものですが、1998年4月に改正外為法の施行による規制緩和で誕生した金融商品のひとつです。

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FX(外国為替証拠金取引)では、取扱業者(仲介業者・ブローカー)に担保として「証拠金」を預け、その代わりに各国通貨を借りて、それを売買することができます。
この「証拠金」を担保とすることから外国為替証拠金取引とも呼ばれています。

少ない金額の保証金(証拠金)をFX取扱い業者に預けて運用する事により、その預けた金額の約10倍の外貨を売買する事ができます。

FXは、50代以上の中高年世代、団塊世代、シニア世代が初めて挑戦するには、ちょっと敷居の高い投資法かも知れません。

FXの最低保証金(証拠金)は一般的に5万円~10万円ですが、この元手で、1万米ドルの取引が可能になります。また、米ドルの他に、ユーロ、ポンド、豪ドル、 NZドル、カナダドル、スイスフラン、人民元、香港ドル、ウォンなどの外貨も取り扱う事ができます。

この「外国為替保証金(証拠金)取引」は外貨自体を売買している訳ではないので、「買い」からでも、「売り 」からでも取引することが可能であり、株式売買と同様に「安く買って、高く売る」というのがFXのポイントです。

たとえばドルとの取引の場合、「安い」とは、ドル安(=円高)であり、「高い」とはドル高(=円安)の事を指します。

また、株式の信用取引や商品取引と同じように、外貨を先に売ることもできるので円高局面でも利益を出すことができます。
しかし、FXにはメリットがある反面、いくつかのリスクもある事を知っておく必要があります。

FX(外国為替保証金取引)のメリット

外国為替証拠金取引のメリットとしては次のような点があげられます。

●資金効率が高い
FXは、総取引金額の一部を取引証拠金として口座に入れておけば、取引を始める事ができます。
レバレッジが可能なため、小さな資金で大きな取引が可能です。

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●取引コストが安い
FXは外貨預金に比べて取引コストが安く、外貨預金の10分の1以下のコストで取引できます。

●24時間いつでも取引が可能
FXは1日24時間、いつでもインターバンク市場の為替レートに準じたリアルタイムレートで取引する事ができます。

●スワップポイントが受け取れる
外貨預金の金利に相当する「スワップポイント」を受け取ることが出来ます。受け取れるスワップポイントの金額は、2国間の金利差で決まります。

●外貨の「買い」の他「売り」もできる
外貨預金は、外貨の「買い」しかできませんが、FXは「売り」からも取引できます。そのためFXは円安・円高のどちらの局面でも収益チャンスがあります。

FX(外国為替保証金取引)のリスク

●為替変動リスク
FXは元本・収益が保証されないため、投下資金以上の取引が可能な反面、取引対象の通貨の価格変動により投下資金以上の損失が生じる可能性があります。これを「為替変動リスク」と言っています。

●信用リスク
取引をした相手方の財務状況の悪化・倒産等により、突然取引ができなくなったり、預け入れ資産の一部、または全部が戻ってこなくなる場合があり、これが「信用リスク」と言われるものです。
投資家の資産をしっかりと分別管理している会社や、財務諸表を公開している会社との取引が安全です。

●流動性リスク
外国為替市場は、流動性の高いマーケットのため、大きな相場変動が起きた場合や、ある時間帯によっては売買が困難になったり、為替レートの提示が出来なくなることがあります。

その結果、投資した金融商品や不動産を現金化したいと思った時に、すぐに現金化できない場合があり、これを「流動性リスク」と言っています。

●金利変動リスク
その時々の金利水準によってスワップポイントの受払いの金額が変動するリスクがありますが、これを「金利変動リスク」と言っています。

FX(外国為替保証金取引)を始めるには、このようなさまざまなリスクについて事前に知識を深めるとともに取引先のチェックや取引先の分散なども考慮する事が大切です。

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