50代からの生き方ガイド

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手打ちそばを作ってみよう

50代からの趣味のひとつとして、「そば打ち」が人気です。

多少、手間はかかりますが、家庭で本物のそばが味わえるというのは最高のぜいたくかも知れません。

「そば打ち」は特に、めん類の好きな中高年世代、団塊世代、シニア世代の男性に人気の趣味ですが、これから始めたいという方のために、そば打ち関連の書籍や必要な道具が揃った「そば打ちセット」なども販売されています。

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趣味としてのそば打ち

50代からの趣味として、「手打ちそば」、「手打ちうどん」などのめん類を手作りしてみたいという人が増えています。

そばは低カロリーで胃にもたれず、栄養も豊富です。
特にビタミンB1とB2、良質なタンパク質が豊富に含まれています。

ビタミンB1は体力の低下やイライラ、食欲不振の解消に役立ち、そばに含まれるポリフェノールの一種、ルチンは血管を丈夫にして、血圧を下げる働きがあります。

このように作る楽しみに加え、健康にも良く、食べる楽しみもあるのが、そば打ちの魅力です。
また、打ちたての手作りのそばは格別においしいものです。

そば粉だけで作る「十割そば」というものもありますが、慣れるまでは、そば粉が八、つなぎ(中力粉)が二の割合で混ぜて作る「二八そば」がおすすめです。

余暇を利用して是非、そば打ちに挑戦してみてください。

手打ちそばの材料

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●まず、手打ちそばの材料として次のものを用意します。

手打ちそばの材料(二八そばの場合)
 ・そば粉 400g
 ・小麦粉(中力粉)100g
 ・水(220cc~250cc)
 ・打ち粉(そば粉または片栗粉)適宜

手打ちそばの道具
 ・こね鉢(プラスチックのボールでも可)
 ・めん棒  ・のし台(テーブルで代用可)
 ・小間板(なくてもOK)
 ・麺きり包丁(普通の包丁でもOK)

手打ちそばの打ち方

●水まわし
こね鉢(またはボール)にふるいにかけたそば粉と小麦粉を量って入れます。そこにまず、約半分の水(120ccくらい)を入れてそば粉を混ぜながらさらに水(60ccくらい)を入れます。
固まりになった部分は指先で細かくばらしながら、残りの水を入れ、耳たぶくらいの固さにします。

●菊練り
いったん手を洗い、両手でつかみながら固まりを作ります。次に生地に含まれている空気を抜くようにしながら、外側から内側へ折り込むように練って行きます。菊の花のようにしわができるので、これを菊練りと言っています。

●へそだし
中央のしわの部分をすぼませてさらに空気を抜いて行き、全体を回転させながら円錐形に整えて行きます。そば玉の真ん中にへそのような盛り上がりができるので、これをへそだしと言います。

●地のし
のし台にうち粉をふり、そこに円錐形のそば玉をのせ、手のひらで押しながら直径30センチくらいの大きさに丸くのして行きます。

●丸出し
生地の表面に打ち粉を振り、めん棒を使ってのして行きます。

●四つ出し
生地の中心部に打ち粉をふり、めん棒に生地を巻きつけころがしながら、丸い生地を四角にして行きます。

●本のし
生地に打ち粉をふり、さらもめん棒を使って厚さ2mmくらいになるまでのして行きます。

●たたみ
生地がくっつかないように多めに打ち粉をふり、全体を二つ折りにします。さらにそれを二つ折りにします。

●切り
2mmくらいの一定の太さに切って行きます。この時小間板があれば、小間板をずらしながら切って行くとそばの太さが揃いやすくなります。

●ふるい
できあがったそばについている打ち粉を手を動かしながらパラパラと払います。
これでおいしい手打ちそばの出来上がりです。

手打ちそばのゆで方

そばが出来上がったらさっそくゆでてみましょう。
手打ちそばは次の手順でゆでてください。

●大きめの鍋にたっぷりの湯を沸騰させておきます。

●打ち粉をはらったそばを入れ、箸でさっとほぐすようにします。

●手打ちそばの場合は差し水はしないで、2分~3分で茹で上がりますので、火をとめます。
(硬めのそばが好きな場合は1分くらいでもOK)

●さっと冷水にさらした後、ざるなどにあけ、水気をよく切ります。

※そばを茹でた後のゆで汁は栄養が豊富です。捨てずに、「そば湯」として飲みましょう。
わさびやしょう油などで、好みの味をつけて飲んでもおいしくいただけます。

そばつゆの作り方

家庭でできる本格的なそばつゆ(つけつゆ)は次のような手順で作ってみてください。

●かえしを作る(1リットル分)
 材料: しょう油900cc みりん135cc  砂糖150g

 ・みりんと砂糖を中火で煮立て、沸騰しない程度に砂糖を入れて溶かします。
 ・しょう油を入れて沸騰する直前に火を止め、良くかき混ぜた後、さましておきます。
 ・ビンなどに移してふたをせずに布などをかぶせて周りを輪ゴムで止めます。
 ・そのまま3日~1週間寝かしておきます。
 ・その後は普通にふたをして、冷暗所に保存します。(1年くらい保存可能です)

●だしをとる(800cc分)
 材料: 昆布5~6cm四方 干しシイタケ1個 かつお節50g

 ・鍋に水1リットルと昆布、干しシイタケを入れて中火にかけます。
 ・泡が出てきたら弱火にして昆布とシイタケを取り出し、アクをすくいます。
 ・かつお節を入れ、弱火で5分くらい煮ます。
 ・ざるにペーパータオルを敷き、だし汁をこします。

●だし汁とかえしを合わせる。(だし汁800cc かえし240cc )
 ・だし汁とかえしを10対3の割合で合わせ、中火にかけます。(煮立たせないように注意)
 ・なべを氷水につけて冷やせばつけつゆのできあがりです。


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