50代からの人生を実り豊かなものに
50代・・・それは人生で最も輝かしい実りの時期と言えます。
現代の50代は、激動の昭和時代に生まれ、若く奔放な青春の時期を経て、今日まで無我夢中で走って来た人が大半です。
自分を振り返る間もなく、家族のために、子供のために、或いは会社のために・・・
しかし、本物の人生の実りを手に入れるためにここでちょっと立ち止まってみてください。
これからはあなたが主役の人生です。
今後の10年、20年、30年~先をしっかりと見据えて第二の人生の新しいスタートを切りましょう。
50代からの生き方ガイド・ピックアップ
●中高年、ミドルエイジ、団塊の世代、シニア世代、高齢者、シルバー世代・・・どう違う?
50代からの世代を中高年と呼んだり、ミドルエイジと呼んだり、団塊の世代、あるいはシニア世代、シルバー世代と呼んだり、実に色々な呼び方がありますが、いったいどのように違うのでしょうか?
●50歳からの人生をどう生きていけば良いか
50歳になってふと立ち止まってみた時、これからどう生きていったらよいかわからなくなってしまい、将来を考えると不安で押しつぶされそうになることがあります。
しかし、50歳は本当に自分らしい人生を生きるための出発点と捉えることができます。
⇒ 50歳からの人生をどう生きるか
⇒ アラフィフ・クライシスを乗り越えよう
●学び直しの時代
生涯学習が推奨される時代ですが、50代は「学び直し」に最適な年代と言えます。
現在の仕事を充実させたり、定年後の人生を豊かなものにするためにも、自分が本当に学びたい事を見極めて学び直しにチャレンジしましょう。
●50代のうちから考えておきたい事
それは、ゆとりある老後を過ごすためには、何歳まで働いたら良いか、またどのくらいの貯蓄があれば良いかという事です。
2013年4月からは「改正高齢者雇用安定法」により、希望する従業員全員について65歳までの継続雇用が企業に義務づけられましたが、2021年からは65歳から70歳までの就業機会を確保するための努力義務が新設されました。
●50代からのファッションの選び方は?
中高年世代、団塊世代、シニア世代のファッションが変化してきています。
特に定年退職後、第一線を退いたシニア世代のファッションは、昨今では今まで以上により若々しく、アクティブなものが選ばれるようになってきました。
●健康で長生きしたい!
今後の高齢化社会を明るく生き抜いて行くには、何と言っても健康な身体と体力が必要です。
体力作りは、50代になってから始めたとしても、決して遅すぎることはありません。
●心身ともに若々しく生きるために知っておきたいこと
中高年やシニア層を中心にこの「アンチエイジング」という概念が徐々に浸透し始めています。
50代からのセカンドライフを生き生きとした楽しいものにするためにもこの「アンチエイジング」の意味を知り、心身共に若々しく保つための方法を日常に取り入れてみましょう。
●親の介護問題に直面したら
50代になると、親も高齢になるため遅かれ早かれ介護の問題に直面せざるを得ません。
状況は人によりそれぞれ異なりますが、親の介護問題は乗り越えるべき大きな課題と言えます。
●50代からの転職・再就職は厳しいけれど・・・
中高年世代、シニア世代になってから、転職や再就職を余儀なくされる事もあります。
50代からの再就職は厳しいのが現状ですが、さまざまなところから広く情報を収集し、あきらめずに転職活動を続けていけば決して難しいものではありません。
●今後の新しい働き方として注目されています
時間と場所にとらわれず自由な働き方ができるクラウドワーキングなら、万が一失業した場合でも、また「定年後に何か仕事をしたい」という場合でも収入を得ることが可能です。
●豊かな人生のために、趣味を持ちたい
50代、60代になると子供も自立するため、自由な時間が持てるようになります。
充実したセカンドライフのためにも、自分に合う趣味を見つけ、楽しんでみましょう。また、好きな分野で習い事を始めるのもおすすめです。
【新しい時代に向けて】
世界は今、「ニューノーマル(New Normal)」時代に突入したと言われます。
ニューノーマルとは、「新しい常識・常態」という意味で、社会全体に大きな変化が起こった時、変化が起こる前の状態に戻ることができず、新しい常識が定着することを指します。
2020年に起きた新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、3年後にやっと収束に向かいましたが、コロナ前とコロナ後(アフターコロナ)では、生活様式はもとより働き方や人々の価値観までが激変しました。
このコロナ禍をきっかけに、遠隔授業や遠隔診療が行われるようになり、多くの企業でテレワークやリモートワークが普及し、DX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されるようになりました。
長年、日本を支えてきた終身雇用制が崩壊し、働き方が多様化する中で50代からの生活設計も大きく変えざるを得ません。
さらにAI(人工知能)技術の急速な進歩についても無関心ではいられない時代になっています。
AIが人間の知能を超えるとされる「シンギュラリティ(技術的特異点)」が2045年と予想されていますが、2029年頃にその前段階である「プレシンギュラリティ」が起こるとされています。
このような激動の時代の中で、豊かな後半の人生をおくるには、さまざまな変化に対応して行けるようなライフプランを立てる必要があります。
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