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メタボリックシンドロームに注意

50代からの健康管理で注意しなければならないのが、メタボリックシンドロームです。
略して「メタボ」などとも言いますが、このメタボリックシンドロームとはいったい何なのでしょう。

メタボリックシンドロームとは?

メタボリックとはもともとは「代謝」という意味ですが、メタボリックシンドロームという場合、内臓脂肪が原因で体全体の代謝のバランスが崩れることを表す言葉として使われています。

高血圧症、高脂血症、糖尿病、などの症状を生活習慣病と言いますが、これはそれぞれが独立した別の病気ではなく、肥満(特に内臓に脂肪が蓄積した肥満)が原因であることが最近になりわかってきました。

これらの生活習慣病は、それぞれが軽症であっても複数の生活習慣病を合併しているとさらに大きな病気を引き起こす可能性があり、このような、リスクが重なって存在する状態を「メタボリック・シンドローム(Metabolic Syndrome)」と呼んでいます。

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メタボリックシンドロームの診断基準

平成17年4月8日、日本内科学会総会にて、日本人のためのメタボリックシンドロームの診断基準が発表されました。

必須項目となる内臓脂肪蓄積(内臓脂肪面積100平方cm以上)のマーカーとして、ウエスト周囲径が男性で85cm、女性で90cm以上を「要注意」とし、それに加え、次の3項目のうち2つ以上の項目が当てはまる場合、メタボリックシンドロームと診断すると規定しています。

(1)収縮期血圧が130mmHg以上か、あるいは拡張期血圧が85mmHg以上 。
(2)空腹時の血糖値が110mg/dl以上 。
(3)中性脂肪が150mg/dl以上か、あるいはHDLコレステロール値が40mg/dl未満。

メタボ健診(特定健診)とは?

2008年4月から実施されるようになった「メタボ健診」とは、メタボリックシンドロームによる生活習慣病の予防や早期発見を目的とした健診で、厚生労働省により、40~74歳の人を対象に義務化されました。

メタボ健診は、企業の健康保険組合や市町村などの保険者に実施義務がありますが、健康保険組合の場合は、従来のように従業員ばかりではなく、従業員の被扶養者(40~74歳)も対象となります。

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メタボ健診(特定健診)は、既往歴の調査や身長、体重、BMI、肝機能検査などの従来の健診内容の他に、腹囲測定が加わるのが特徴です。

また、この基本の検査のほかに、「医師が必要と判断した場合に選択的に受ける詳細な検査」として心電図検査や眼底検査もあります。

健診の結果メタボリックシンドロームかまたはその予備軍と判定されると、危険度の低い人に対しては、生活習慣の改善に関する動機付けを行い、危険度の高い人には、医師・保健師・管理栄養士などが積極的に介入して、面接などを行い食事や運動の指導をする事になっています。

メタボ健診は、メタボリック症候群やその予備軍の人に対し、早期に治療や生活指導を徹底し、増大する医療費を削減する目的で行われる事になりましたが、いくつかの問題点もはらんでいます。

まず、肥満が必ずしも生活習慣病を引き起こすという明確な根拠がないことがあげられます。それにもかかわらずこのような健診が義務付けられたことに関して、肥満の人に対して差別意識が生ずる可能性があり、また無理なダイエットで自分を追い込んでしまい、かえって体調を崩してしまうケースもあります。

また、メタボ健診の受診率や保健指導の実施率が低い場合、健保組合に財政的なペナルティーが科されるという強硬なしくみも問題視されています。

メタボリックシンドロームの予防・改善

厚生労働省では、メタボリックシンドロームの患者は、中高年齢の男性の2人に1人、女性では5人に1人が“危険水域”に該当するとの調査結果を公表しています。

メタボリックシンドロームの主な原因は、高カロリー・高脂肪食の摂り過ぎと、運動不足による事がわかっています。
50代からの人生を健康で豊かなものにするためにも次のような点に気をつけ、メタボリックシンドロームの予防と改善につなげましょう。

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